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zoom RSS ナウシカの警鐘

<<   作成日時 : 2006/04/17 23:49   >>

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「風の谷のナウシカ」
ご存知、日本のアニメを世界に知らしめた監督宮崎駿氏の映画のタイトルでございます。

映画版は未だにしばしば再放送されているので、皆さんも一度はTVで見たことだと思われます。しかし私がこれから語るのは、映画版の「ナウシカ」ではなく、宮崎駿氏原作の漫画版「ナウシカ」についてであります。
漫画版「ナウシカ」は全7巻。映画版は1巻と2巻の半分程度までの話ですが、漫画が完結したのは映画版のずっと後の事です。
恐らく映画版しか知らない方は漫画版の「ナウシカ」を読むとイメージががらっと変わるかもしれません。

舞台は現在から約1000年以上経った世界。産業文明の絶頂期に起こった「火の7日間」戦争により高度な文明を失い、「腐海」という瘴気マスクなしでは死んでしまう汚染された森がこの星の大陸の多くを占めることになりました。
ナウシカが住むのは風の谷。トルメキア王国に属する辺境諸族のひとつ。風の谷の族長の一人娘。メーヴェという一人乗りのグライダーのようなもので風に乗り谷を抜け出ては腐海に棲む生き物の生態を密かに調査するのが好きな少女。年老いて病に臥せる父にかわり、谷の存続のためトルメキアの第三皇女クシャナの一軍に加わり土鬼諸侯国へ従軍する事になります。このトルメキア戦役の中でナウシカは腐海の謎に迫っていきます。

ここからはネタバレとなるので漫画版を読んでない方で知りたくない方はとばして下さい。

腐海の生物群は「火の7日間」戦争で汚染されたこの星を浄化するために作られたという事。
そしてナウシカをはじめとするこの汚染された世界で生きる人類すべてもまたそのように作り変えられた種であったという事。ナウシカたちは清浄な世界では生きられないという事。腐海の生物によりこの星が浄化されつくした時、腐海の役目は終わり、用意された動植物と、争いを好まないおだやかでかしこい人類が清浄な世界に送り出されるという事。つまりは汚染された大地と生物を清浄なそれと取り替える計画だったというのである。誰が計画したか。「火の7日間」戦争以前の、生態系を意のままに作り変えることができた科学者たちの知の結晶。それが墓所の正体なのだと解釈する。墓所の計画に対するナウシカの答えは「否」。そして墓所を封印する


さて、ここからが本題。

人工的な遺伝子組み換え技術、遺伝子操作技術。
これってどうなんでしょうか。
生命の営みの中でのある種の自然な遺伝子組み換え(生命それ自身の力とでもいいましょうか)というのはいいほうにしても悪いほうにしても避けられないものだと思うのですが、人工的に行うというのは危険というか、人間の驕りに見えるのです。研究すること自体はとめられません。しかしそうして得られた成果を利用するとなれば話は別です。この世界には踏み込んではいけない領域もあると思うんです。人間は万能ではありませんから。

人工的に遺伝子を作り変えられた生態系、そして人間。
漫画版「風の谷のナウシカ」は我々の遠い未来を予兆しているような気がしてならないのです。



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