ダメ夫のつぶやき

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zoom RSS WBC観戦総括

<<   作成日時 : 2006/03/22 00:54   >>

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記念すべき第一回WBC開催。

その決定と日本代表チームの発表。ある意味衝撃的だったのは松井(秀)や井口の出場辞退とイチローの代表入りでした。
イチローが日本代表のユニフォームを着る。思ってもいなかった事でした。

一次リーグ前にしてのイチローの「30年発言」。
その時の私にはその真意はわかりませんでした。
ただイチローのこれまでにないような発言の数々が、イチローのこの大会にかける並々ならぬ意気込みだけは伝わってきました。

しかし、正直なところ一次リーグの全試合、二次リーグのアメリカ戦までの観戦の姿勢はそれほど熱が入っていたわけではありませんでした。
アメリカ戦はニュースで結果で知りました。
イチローの先頭打者アーチ、かの疑惑の判定、サヨナラ負け。

もう負けられないメキシコ戦。自然と熱が入ってくる。
メキシコも決して弱い相手ではなかったように思います。
ただ、早い回に点が取れた事と投手陣の踏ん張りが勝因だったのではないでしょうか。

そして二度目の韓国戦。
二度も悔しい思いはしたくない。誰もがそう思っていた事でしょう。
しかし一次リーグで韓国に負ける前から韓国は強いチームだと思っていました。
韓国の野球は決して日本に劣ってはいないと。
試合展開と一次リーグでの事を考えると個人的には
2番イ・ビョンボム3番イ・スンヨプ6番イ・ジンヨンの3人が攻守において勝敗を分ける鍵を握っているのではないかと思っていました。
結果は西岡の意地の一発のみで1−2
もう準決勝進出は絶望かと思われました。

イチローに「野球人生最大の屈辱」と言わせた韓国代表。
試合終了直後、韓国代表選手たちはまるで優勝でもしたかのような騒ぎ、そしてマウンドに国旗まで立てたのです。
その光景をベンチで一人見つめる和田(一)の目には悔し涙。

終了後のインタビューでもイチローは韓国にあって日本にないものは?と聞かれたことに対し
「何でしょうねぇ」と言った後しばらく視線を彷徨わせて「それがあるとは思えない」とコメントしていました。

記者が聞きたかったのは「勝利への執念」だったのでしょうか。
その点に関して言えばイチロー自身は日本代表の誰よりもあったであろうと思います。
それは8回表の守備中のフェンス際のファールを観客に邪魔されて取れなかった時の怒りをあらわにした雄たけびとゲームセットの瞬間にも人目憚る事無く咆哮した事でも明らかです。
「勝利への執念」が足りないとすればそれは日本代表チーム全体でという事になるでしょうか。少なくともその時点では日本代表チームはまだ完全にひとつにまとまっていないという感じがしていました。

ただ私はこの二度の敗戦や一連の出来事が日本代表チームの心をひとつにまとめるきっかけとなったのではないかと思っています。

最後まで諦める事無く、準決勝の地サンディエゴで練習する選手たち。

なんとしても三度韓国と対戦して欲しい。心から祈りました。
そう思ったのは私だけではないでしょう。
アメリカVSメキシコ戦
またも疑惑の判定。メキシコ代表チームの意地と奮起がその願いを実現してくれました。

この時私は日本が優勝するというイメージを持ちました。

そして準決勝の韓国戦が今回のWBCにおける日本代表チーム最大の山であり見せ場であったように感じています。あくまで私の中では・・・ですが。

韓国に二度の敗戦。
二度の疑惑の判定。
アメリカに都合のいいルール、組み合わせ。

そのどれが欠けても日本が優勝する事はなかったように思えます。
もし韓国に二度勝っていたなら、慢心が生まれていたかもしれません。
疑惑の判定がなければメキシコがアメリカに負けたかもしれません。
同一リーグの1位2位同士が準決勝で当る組み合わせでなければ韓国と対戦する事無く、日本はドミニカかキューバに負けていたかもしれません。

今大会、日本選手は攻守でいくつかのミスを犯しましたが、その後に必ず挽回するチャンスを得られた事もチームのムードを更に盛り上げる結果となった気がします。
韓国戦での多村のバント失敗とその後の意地の一発。
今江の韓国戦でのエラーはキューバ戦の初回のチャンスで2点タイムリーに。

特に川崎の二つのエラーとその後の展開は印象深いものがありました。
6回裏のエラーは失点に関わる事になりましたが、最後は西岡が併殺にとり、
7回裏のエラーで慰め気遣ったのも西岡。
ベンチでの川崎と西岡の二人の姿はじゃれあっているようにも見られて自然と笑みを誘われました。
9回表の攻撃では犠打を失敗した川崎の後に西岡が技ありのプッシュバントで逆にチャンスに変えて、最後はイチローのライト前ヒットで川崎は三塁コーチャーの指示も見ず二塁から気迫と執念のスライディングで生還。松中が川崎の具合を気遣う光景もまた私の胸を熱くさせました。

主砲としての本塁打は今回でなかった松中も先頭バッターで出塁したりヒットで後続につないだり、決して速くない(本人は遅くないと言っている)脚で懸命にタッチアップする姿も見られました。
大会中不振に喘いだ福留も準決勝、決勝と二度のチャンスに代打で出て結果を出しました。
準決勝の先発上原の気迫の投球も光っていました。
宮本も少ない出番ながら結果をだしました。また裏方的な役目も進んで引き受けていた事も素晴らしいと思います。
代表に選ばれながらも活躍の場を与えられなかった選手もイチローをはじめとする出場選手達の気迫、闘志を感じて触発されたと思います。

それにしても振り返ると、やはり一番印象に残るのはイチローの言動でしょうか。
イチローは今大会一流のプロ野球選手としての存在を見せ付けてくれたと共に、
野球が好きで好きでたまらない「野球小僧」という新しい一面も見せてくれたように思います。


先の記事にも書きましたが、
前向きな気持ちで、イメージする事。その実現のために努力する事。諦めない事。
そして信じる事。

そういう事が大切なんだと、やや落ち込み気味だった私の心に強く響きました。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
コメント、ありがとうございます。
「日本の常識 非常識」の管理人です。
言葉の表現とは、本当に難しいものですね。
ちゃえ
2006/03/23 14:38
こちらこそ、ありがとうございます。
私のコメントによって祝いのムードに水を差す結果になったのではないかと思うと誠に慙愧の念に耐えません。
言葉って難しいです。
ダメ夫
2006/03/23 19:35

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